• 0120-949-390

Boori Japan Official Site

海外ではなぜ固定式のベビーベッドが多いの?

海外で固定式ベビーベッドが多い理由

赤ちゃんが生まれてから、1日の大半を過ごす場所であるベビーベッド。日本で販売しているベビーベッドの多くは、キャスターが付いているもの、前柵が開くもの、収納が付いているものなど、多機能なベビーベッドが主流になっています。

しかしオーストラリアや欧米では、固定前柵でキャスターもついていない固定式のベビーベッドが主流です。

なぜベビーベッドにこれほどの違いが出るのでしょうか。
今回は固定式ベビーベッドがなぜ海外で主流なのか、育児文化の違いやベビーベッドの使い方の違いなどから紐解いていきます。

固定式ベビーベッドは不意の事故を防ぎやすい

固定式ベビーベッドがオーストラリアで好まれる大きな理由の一つが、安全性に関してです。乳幼児事故の多くは、SIDS(乳幼児突然死症候群)とベッドからの転落に起因しています。ベビーベッドからの転落事故のうち特に重大な事故は、0~1歳児のベッドからの転落です。
その要因として

  • スライド式前柵の閉め忘れによる転落。
  • スライド式前柵のロックが掛かっておらず、前柵が開いてしまい転落。
  • 掴まり立ちが始まっているのにも関わらず、新生児用の床板高さで使用し転落。
  • 収納扉の閉め忘れにより敷具と収納扉の隙間から転落。
  • キャスターを固定し忘れ、ベッドが動いてしまったことを起因とした転倒・転落。
  • ベビーベッドの横桟を足掛かりに柵を登ってしまい転落。

上記のように、ベビーベッドからの転落は不注意や不意の事故である場合がほとんどなのです。日本で主流の多機能なベビーベッドは便利な面もある一方で、ベビーベッドから離れる時は注意しなければならない点が多いのも事実です。
固定式のベビーベッドであれば、スライド式前柵やキャスターのロック忘れなどの不慮の転落事故を防ぐことができます。

生後1~3ヶ月頃から子供部屋で寝かせる欧米の育児

日本の育児では考えられないかもしれませんが、オーストラリアや欧米などの国々では、早い時期から子供部屋(nursery)で寝かしつけることが一般的です。
新生児から子供部屋で寝かせるため、機能性よりも安全性をベビーベッドに求める傾向が強く、固定式ベビーベッドが育児文化に根付いています。(※法規制によっては可動式前柵や収納扉、キャスター付きのベビーベッドが製造・販売できない国や地域もあります。)

日本で多機能なベビーベッドが主流なのは、おむつ交換などのお世話や寝かしつける時に便利であることが理由の1つでもあります。
Booriでもよくいただく質問として、
「固定式ベビーベッドでは、おむつ交換がしづらかったり、寝かしつける時にパパママの腰への負担が大きかったりするのではないか。」
といったようなご意見をいただきます。確かに、日本の育児方法と同様に固定式ベビーベッドを使うと、多機能なベビーベッドに比べて負担は大きくなります。しかしオーストラリアや欧米では育児方法が異なるため、日本の育児方法を基に想像するよりも負担は少ないです。

では固定式ベビーベッドはどのようにして使うのが良いのでしょうか。

おむつ交換などのお世話はどうするの?

おむつ交換はおむつ交換台やオムツ交換用トレーを活用します。

オーストラリアでは、ベビーベッドのほかにおむつ交換台やバシネット(新生児用簡易ベッド)を一緒に購入する場合が多いです。おむつ交換台は、その名の通りおむつ交換だけを行うためのワゴンで、おむつ交換がしやすいように交換台が少し高く設置されています。(Booriではダイパーチェンジテーブルがおむつ交換台に該当します。)
生後3か月頃までの赤ちゃんは、多い時で1日に10回以上もおむつ交換を行うこともありますので、ベビーベッドの固定柵・可動式前柵関係なくあると便利で負担も少なくなる商品です。ワゴンの下段におむつやパウダーを置いておけば、おむつ交換専用スペースになるので、負担を軽減しつつベビーベッドを清潔に保つ手助けにもなります。また海外の場合は、チェストの上をおむつ交換台として活用している方もいます。

掴まり立ちが始まり、ベビーベッドの床板を下段に組み替える頃には、パンツタイプのおむつを使うことで、ベビーベッドの中でおむつ交換をする必要がなくなります。掴まり立ち以降は赤ちゃんも良く動く様になるので、パンツタイプのおむつやおむつ交換用のプレイマットなどを活用する方が、パパママの負担も軽減できます。

掴まり立ちの時期の寝かしつけ方は?

子供部屋(nursery)では基本的に赤ちゃん一人で寝てもらいます。

Booriのベビーベッドを下段に組み替えた場合、安全性の観点から、柵は床下から85cm程あり、マットレスと柵上部までは50cm程の深さがあります。掴まり立ちが始まり、ベビーベッドを下段に組み替えた状態では、寝かしつけた赤ちゃんをベビーベッドに入れるには少し大変です。そのため固定式ベビーベッドで寝かせる場合は、寝る前にベビーベッドに入れて一人で寝てもらうのが一般的です。
掴まり立ちができる時期であれば、赤ちゃんの脇をもってベビーベッドの柵に掴まり立ちしてもらうように入れることで、親御様の腰への負担をかけずにベビーベッドに入れることができます。ベビーベッドに赤ちゃんを入れたら、寝る時間まであやし、時間になったら“おやすみ”といって子供部屋の電気を消して部屋から出ます。赤ちゃんの個人差もありますが、1~2週間ほど経つと一人部屋で寝ることに慣れて、夜泣きをしなくなるケースが多いといいます。一人部屋で寝かせることに不安があるパパママの中には、ベビーベッドに取り付け型のベビーモニターを設置する方もいらっしゃいます。

ひとり寝にはどんなメリットがあるのか

前述したように、オーストラリアや欧米で固定式ベビーベッドが好まれるのは、新生児の頃から安全にひとり寝をさせるためというのが1つの理由です。ではなぜ海外では赤ちゃんをひとり寝させる文化が浸透しているのでしょうか。

パパママがリラックスできる時間を確保する

赤ちゃんが夜ひとりで寝てくれるようになれば、夫婦の時間を確保することができます。

夫婦の時間を確保することで精神的・肉体的疲労をしっかりと癒し、その分日中は、赤ちゃんのためにお世話をする。パパママの健康を維持することが、赤ちゃんの健康を維持することにつながるという考え方から、ひとり寝をさせる方が多いようです。
核家族化や共働き世帯が増え、昔に比べてパパママにかかる負担は増えています。そんな現代だからこそ、パパママの休める時間を作ることは想像以上に重要なのです。

添い寝で起きる事故を防ぐことができる

乳幼児事故の多くは、不慮の窒息やベッドからの転落に起因しています。

大人用ベッドでの添い寝は、赤ちゃんとのスキンシップやお世話をしやすいという点から、日本では好まれる傾向にあります。しかし同時に赤ちゃんの事故の多くは、添い寝が原因で起きたものが多く、特に大人用ベッドでの添い寝事故が顕著です。
大人用ベッドで添い寝する場合

  • 大人用ベッドマットレスが柔らかすぎて、赤ちゃんがうつぶせの時口を塞いでしまう。
  • 大人の掛け布団が重く赤ちゃんの顔にかかった時、自力でどかすことができない。
  • パパママが寝ている時無意識に寝返りなどをしてしまい、赤ちゃんを圧迫してしまう。
  • 寝ている間に赤ちゃんが起きてしまい、ベッドから転落してしまう。
  • 赤ちゃんが寝ている間にベッドとベッドの隙間に落ちてしまう。

添い寝にはスキンシップやお世話の面でメリットもありますが、同時に赤ちゃんへのリスクも高まります。赤ちゃんを気にかけて十分な睡眠がとれず、日中のお世話にも影響が出てしまうこともあります。赤ちゃんと寝る空間を別にすることは、赤ちゃんの健康を守るためという感覚が、オーストラリアや欧米での育児感覚なのです。

ひとりで赤ちゃんが寝てくれないときは?

赤ちゃんをひとり寝させる上で多くのパパママが悩まされるのが、「本当にひとりで赤ちゃんは寝てくれるのだろうか?」という問題です。子供部屋にうつしたものの、なかなか寝付いてくれなかったり、夜泣きがひどく結局添い寝をしてしまったりなど、赤ちゃんに寝てもらうのはとても大変なことです。
子供部屋のベビーベッドですんなり寝付いてくれるという理想のひとり寝スタイルに近づけるために、オーストラリアや欧米のパパママはどのような工夫をしているのでしょうか。

生活リズムを整えて習慣をつくる

赤ちゃんの1日の睡眠パターンを明確にすることが、ひとり寝の第一歩です。

これは赤ちゃんの「寝る」時間を決めるだけではなく、赤ちゃんの「起きる」時間も決めるという事です。赤ちゃんが夜寝てくれない理由の一つには、お昼寝のし過ぎなどがあります。1日のうちでいつ睡眠をとりいつ起きるかをパパママが習慣づけてあげることで、赤ちゃんも習慣を覚えていきます。
また部屋の明かりなども時間に応じて調整することが大切です。寝る時間には暗くし、起きる時間には明るくすることで、赤ちゃんに習慣を覚えてもらいます。お昼寝の時はカーテンを閉めて暗くするなど、睡眠と明るさをリンクさせることも重要です。

「寝かしつけ」をしすぎない

「寝るまで」寝かしつけることは、ひとり寝をしなくなる原因の一つです。

赤ちゃんが寝るためのルーティーンを作ってしまうと、赤ちゃんはそのルーティーンなしには寝てくれなくなってしまいます。よくあるパターンとして、寝るまで抱っこであやす、寝るまで授乳をする、といったものがあります。赤ちゃんが抱っこする=寝るということを習慣として覚えてしまうと、ベビーベッドに置かれた瞬間、その習慣から外れてしまうので、赤ちゃんは起きてしまいます。また夜泣きが心配ですぐに赤ちゃんの様子を見に行くことも、ひとり寝をしなくなる要因になる場合があります。
ひとりで寝てもらうには、赤ちゃんが寝つく前にベビーベッドに入れ、一人で寝ることを習慣づける必要があります。赤ちゃんをベビーベッドに置きある程度あやした後、パパママは子供部屋を出るというオーストラリアや欧米のスタイルは、ひとり寝をさせるには必要なプロセスなのです。勿論この場合、最初は夜泣きが続きます。1~2週間ほどは夜泣きが続く場合が多いそうです。けれども次第に夜泣きの時間が減っていき、ひとりで寝てくれるようになるといいます。赤ちゃんが心配な場合は、ベビーモニターなどで様子を確認できるようにすることも工夫の一つです。

おくるみなどを使う

赤ちゃんが夜起きてしまう原因の一つとして、モロー反射などで体が動いてしまうことが挙げられます。

おくるみは程よく体の動きを制限してくれるので、起きてしまう確率を減らすことができます。また体を包まれていることで、安心する赤ちゃんが多いようです。掛け布団やブランケットの場合、寝ているうちに赤ちゃんが払いのけてしまうことがありますが、おくるみであればその心配が無いのもメリットの一つです。

You may also like