気持ち悪くならない方法
食べづわりは常に食べてないと、気持ち悪くなってしまいます。
しかし、忙しくて食べられない状況があるのでずっと食べるということはなかなか難しいことだと思います。
できるだけ空腹を抑えるために可能な方法を見つけ実践していくことで少しでも症状がやわらげていきましょう。
時間帯別の気持ち悪さの症状を抑える対策
食べづわりの気持ち悪さを抑えるには、いろいろな時間帯で対策をしていく必要があります。
寝起きは気持ち悪さが強い
食べづわりの方は、起きたときに気持ち悪くなりやすい傾向があります。
苦しい状態のまま、朝食まで耐えるよりは寝起き直後にすぐに食べる、または飲むことを心がけましょう。
水分をとって、お腹に何かを入れるだけでも少し改善される方もいらっしゃいます。
食べる場合は、気軽に食べることができるクッキーや、ゼリー飲料などがおススメです。
ゼリー飲料の中には、成分にビタミンが多く入っているもや、妊婦さんがとっておきたい葉酸が入っているものもあるので冷蔵庫に常備しておくといいでしょう。
お昼前、夕方は高カロリーをひかえて
朝食からお昼まで、またお昼から夕食までの間にもお腹に何かが入っていないと気持ち悪くなることがあります。
軽めのものを食べるだけでも落ち着く方もいらっしゃいます。
食事をとるという感覚で多く食べる必要はありません。
量が多いと、カロリーをとりすぎて体重が増加しやすくなってしまうので注意が必要です。
どこでも買いやすいアメやガムなど小分けになっているものを選ぶといいでしょう。
職場であまり食べられない状況でも、水分をとったり休憩中にちょっと軽くつまめるようなものがおススメです。
寝る前の空腹を回避する
睡眠中に気持ち悪くなって眠りが浅くなってしまい起きてしまうことがあります。
夕食をとって、お腹が空いていなくても少しお腹に入れておくといいでしょう。
寝る前は睡眠に入りやすくなるために、温かいスープやお味噌汁などがおススメです。
体を冷やすことはよくないので、温めるという意味でも妊婦さんにはいいといわれています。
気持ち悪くならないような食べ方
食べづわりで気持ち悪くなる理由は明らかになっていません。
しかし、いくつかの説があります。
一つは、妊娠中に自律神経のバランスが崩れることを抑えるためといわれています。
何かを食べることにより補おうと体が反応しているということでしょう。
もう一つは、妊婦さんは血糖値が低くなりやすく、低血糖になると吐き気などがおこりやすく気持ち悪くなってしまうという説です。
空腹を軽減する時間を増やす
- 食事量は少なく、回数は多めに
1回の食事量が多くなると食べ過ぎてしまうので少なめがおススメです。
空腹で気持ち悪くなったら、少し食べるように調整すると体重増加も気にならなくていいでしょう。 - すぐに飲み込めないようなものを選ぶ
アメやガムなど口の中にある時間が長いものをとると食べ過ぎないことができます。
また、噛む回数が多いものは満腹中枢を刺激して空腹を抑える効果があります。 - 温かいものを飲む
温かいものは、胃に負担をかけにくいので体にもとてもいいといわれています。
また、体を暖めることで精神的にも落ち着くという効果も。
食べづわりで気をつけたいこと
食べづわりで注意したいことは、食べ過ぎてしまうことにあります。
つわり中は、葉酸などのとっておきたい栄養素を摂取していれば多く食べる必要はありません。
なぜなら、妊婦さんが口に入れた栄養は赤ちゃんを優先するようになっているからです。
気持ち悪くならないようにするために想像以上に食べてしまうことがあります。
食べ過ぎると胃の働きが追いつきません。
そして、消化不良という状態になってしまいます。
消化不良になると、胃が重く感じるような不快な感じになるので避けたいところです。
食べ続けることによる起こりやすい症状も意識しておきましょう。
食べ続けると起こりやすい症状
- 妊娠糖尿病
妊娠中になる糖尿病のことです。
一度にたくさん食べたり、糖分のとりすぎや偏った食生活が原因のひとつ。 - 虫歯
食生活が乱れることにより歯磨きを忘れてしまうことがあります。
食べづわりは、食べる時間や量が不規則になったりするので注意しましょう。
ストレスをためないように
食べづわりでは、体重増加が気になりすぎてストレスを感じてしまうことがあります。
食べないと気持ち悪いし、食べ過ぎても胃が不快になってしまうという方も。
我慢して食べないようにするのではなく、食べ方を工夫してカロリーを抑えましょう。
軽い運動などができれば消費カロリーが増えます。
多く食べてもそれほど体重増加のストレスを感じなく乗り切れることも可能です。